リハビリテーション

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脳卒中など脳血管障害、心筋梗塞などの心臓疾患、それに骨折などの整形外科疾患などの後遺症により、手足のまひや歩行困難、言語障害などが起こります。これら障害を受けた身体的機能を改善・回復し、自立を支援するリハビリテーション治療は、急性期・回復期・維持期に分けられます。

当院のリハビリテーション科は、特に維持期のリハビリ治療に力を入れていることや、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士といったリハビリ治療の専門スタッフ(16人)が充実していることが大きな特徴です。維持期のリハビリを可能な限り続けることで、要介護状態になるのを防いだり、要介護状態になっても軽くて済み、ある程度自立した生活ができます。

当院では、リハビリ専門スタッフと医師、看護師は一丸となって、障害を受けた身体的機能を可能な限り改善・回復し、残された能力を最大限に高め、患者さんが身体的・精神的・社会的にできる限り自立した生活が送れることを目指しています。同時に、体の痛みとともに心の痛みも和らげるようにと取り組んでいます。
高齢者の「生活の質」を高めるために不可欠な食事を重要視し、歯科医・歯科衛生士・看護師・栄養士などで「食事・嚥下(えんげ)チーム」をつくり、食事のスムーズなのみ込み指導など口腔ケアにも力を入れています。

理学療法・作業療法・言語聴覚療法

いろいろな障害をもった人々に対し、その障害を可能な限り回復治癒させ、残された能力を最大限に高め、身体的・精神的・社会的にできる限り自立した生活が送れるように援助いたします。そして、すべての人々がよりよい社会生活が送れることを目指し、医師を中心に看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、その他の専門スタッフが互いに協力し、行っています。

理学療法

身体に障がいのある方に対して、基本動作能力や移動・歩行能力などを最大限に回復させるために、運動療法・物理療法・動作訓練などのリハビリテーションを行います。

作業療法

作業療法では、主体的な活動の獲得をはかるため、諸機能の回復・維持および開発を促す作業療法を用いて治療・指導・援助を行います。

言語聴覚療法

言語能力や聴覚障害などのコミュニケーションの障がいや嚥下障がいを持つ方に対して、検査・評価・訓練を行い、回復・維持を支援し、自分らしい生活を送れるように支援します。

医師紹介

内山 明生

内山 明生

理学療法士

患者さんの良くなりたいという思いにチームで応える

当院では、リハビリ専門スタッフがひとつのチームとして、患者さんの障害を受けた機能を改善・回復し、体と心の痛みを和らげるために連携して治療に当たっています。リハビリは継続が大切です。少しでも良くなりたいという患者さんの思いに応え、院内での治療だけでなく、自宅での自主訓練や痛みの緩和策なども助言・指導し、患者さんの満足が得られるようにと心がけています。

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